保土ケ谷警察署(片桐俊彦署長)は10日、「110番の日」に合わせてイオン天王町店でキャンペーンを開催し、人気アイドルグループAKB48のメンバーで神奈川県出身の岩立沙穂さんが同署の一日署長を務めた。
岩立さんは地域課の署員から110番通報の利用状況や正しいかけ方について説明を受けると、「通報する場面に遭遇したら落ち着いて連絡を」と呼びかけた=写真。
また、神奈川県警察音楽隊による演奏も披露され、AKB48の楽曲メドレーが演奏されると、岩立さんは指揮者から指揮棒を渡され、笑顔で演奏を指揮するなど、会場に詰めかけたファンや買い物客らを沸かせた。
保土ケ谷署によると、昨年県内での110番通報は約73万件。そのうち、交通事故に関する内容が約21%、泥棒に関する内容が約2%となっている。一方で、いたずら電話や苦情など、緊急を要さない内容が約40%を占めているという。
片桐署長は「相談や問い合わせなど、緊急を要するものでない内容であれば直接警察に相談いただくか、警察総合相談電話(#9110)へ連絡を」と話している。
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