横浜FCが2007年12月1日の浦和戦以来となるJ1での白星を飾った。4603日ぶりのJ1勝利なったこの日の柏レイソル戦、前半21分にユース出身のFW・斉藤光毅選手(18)が持ち前のスピードを活かしJ1初ゴールを記録。リモートマッチで無観客のスタジアムに雄たけびが響きわたった。
昨シーズンJ2で2位に入り今シーズン13年ぶりにJ1に昇格した横浜FCだったが2月の開幕戦直後に新型コロナウイルス感染拡大の影響からJリーグは中断。J1は7月4日に再開し、チームはホーム・ニッパツ三ツ沢球技場に札幌を迎えた。J1昇格を決めた昨年11月24日、サポーターがスタンドを埋め尽くした光景はそこにはなかった。試合は1対2で惜敗していた。
「まだ1勝」
リーグ再開2戦目となった8日の柏戦は敵地で無観客での一戦。チームには日本代表として世界を舞台に活躍したベテラン勢も所属するが、この日は若手が躍動した。
先制点を挙げた斉藤光毅は16歳だった一昨季の7月にJ2でデビュー。年代別代表として日の丸を背負い、17歳当時に20
歳以下の日本代表に召集されるなど、大きな期待が寄せられている。
昨季も6得点しチームに貢献した斉藤だったが、2月のJ1開幕戦では出番が巡ってこなかった。この日は左FWとして先発。相手GKと1対1の場面にも冷静に対応し、先制ゴールを挙げたほか、相手をドリブルで翻弄する場面も数多く見られ、ストライカーとして存在感を示した。
斉藤は試合後、「J1初ゴールは嬉しいがスタートライン。自分が目指している目標に対してもっともっとどん欲にやっていきたい。まだ1勝しかしていない。もっと勝ち続けないといけない。自分の結果で勝ちに繋げられるようやっていきたい」と話した。
12日のベガルタ仙台戦。有観客試合となったこの日、約3千人のサポーターが拍手で選手たちを鼓舞した。前半38分にロングボールに反応した一美が胸でトラップし相手より一歩前へ出て先制ゴールを奪取したものの後半に追いつかれ引き分けで終えた。
次回のホームゲームは18日(土)の川崎フロンターレ戦。18時キックオフ。
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