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公開日:2026.06.04
リユースでごみ削減 八王子市宇津木町にジモティースポット開設
地域情報サイトを運営する(株)ジモティーが5月29日、地域で不要品を譲り合う「ジモティースポット八王子宇津木店」を宇津木町に開設した。4月に同社と八王子市が締結した「粗大ごみ等の減量に向けた連携に関する協定」に基づく取り組みで、市はリユースの新拠点として、ごみの削減や循環型社会の促進につながることを期待している。
八王子市では年間約4000トンが輩出される粗大ごみを削減するため、2025年度まで北野町に設けていた「ジモティースポット八王子」で同社とリユースの実証事業を展開。25年度には年間3835人が不用品を持ち込み、約116トンのごみ減量効果があったという。実証期間の終了に伴い北野町の店舗は今年3月に閉店したが、こうした不要品のリユースをさらに促進するため協定が結ばれ、新たな運営体制のもとで宇津木店が開設された。運営は関東でトータルリユース事業を展開するツリード株式会社が担う。
持ち込みは市民限定
ジモティースポットは、市民から再利用可能な不要品を無償で引き取り、必要とする人に有償または無償で譲渡するサービス。提供者は不要品を直接店舗に持ち込み、譲り受けたい人はジモティーのウェブサイトで出品状況を検索して、店舗で実物を確認した上で購入・引き取りができる。持ち込み時の事前予約は不要で、対象は使用可能な家具や家電、衣類、ペット用品など。宇津木店へ持ち込めるのは八王子市民(要身分証)だけだが、購入や引き取りは誰でも可能となっている。足立祐太店長は「ごみの少ない自治体全国1位の八王子の皆様と一緒にさらなるごみ削減に取り組み、地域に愛される店舗を目指したい」と意気込む。
初日から利用多数
開設初日の5月29日から、同店には食器や電化製品、バッグ、椅子など多彩な品物が持ち込まれた。品物は基本的にはそのまま店頭に並ぶため「次に使う方のため、きれいな状態にしてお持ち込みいただければ」と足立店長。壊れているものや汚れが目立つ場合は引き取れず、持ち帰りとなる。この日、両親が残したという花瓶を複数持参した市内在住の60代男性は「リサイクルショップでは買い取ってくれないが、ごみに出すのも忍びない。ここなら必要としている人の手に届くのではと思い利用した」と語った。
問い合わせは同店【電話】070・1760・5256(営業時間は午前10時から午後6時まで)。
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