横浜市資源循環局3R推進課では家庭での食品ロス削減を推進しようと、余った野菜を活用したレシピ動画「まるごと旬野菜 使い切りレシピ」をYouTubeで配信している。
同課によると手つかずの食品や食べ残しなど、本来はまだ食べられるにもかかわらず、廃棄されている食品は年間8万7千トンに上るという。市民1人あたりに換算すると約23kg、おにぎりに例えれば約230個分に相当する量だ。
横浜市はこれまで、賞味・消費期限の近いものや、肉・野菜・魚などの傷みやすいものの使い忘れを防ぐため、毎月10日と30日に冷蔵庫の中身を確認することを推奨する「冷蔵庫10・30運動」などを展開してきた。
さらに2016年からは余った野菜を活用したアイデア料理を紹介するレシピ集を3冊刊行している。コロナ禍で対面での啓発が難しい状況だったことから、食品ロスを考えるきっかけになればと動画を配信している。
3品を紹介
今回はレシピ集の中から人参を使ったバターライス、カリフラワーをまるごと使ったスープ、ほうれんそうのキッシュの3品を配信。調理工程を2分ほどにまとめ、野菜の保存方法や残ってしまった際のリメイク術も紹介している。
保土ケ谷区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|