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公開日:2026.06.11

保土ケ谷警察署 創設100年、式典で祝う 「平和のバトンつなぐ」

  • 川辺町に移転初期の保土ケ谷警察署(同署提供)

    川辺町に移転初期の保土ケ谷警察署(同署提供)

  • 約170人が記念式典に参加した

    約170人が記念式典に参加した

 保土ケ谷警察署(佐々木卓栄署長)が今年5月に創設100周年を迎え、6月5日にモンテファーレで記念式典を行った。同署の職員など約170人が参加。参加者は「平和のバトンを次世代につなぐ」という思いを共有し、まちの治安維持に向けて結束を強めた。

 保土ケ谷警察署は1878(明治11)年、堺町警察署保土ケ谷分署として帷子町に開設されたのが始まり。その後、警察署の統廃合などを経て、1910(明治43)年に神奈川警察署巡査部長派出所となり、保土ケ谷町の全域を管轄することとなった。

 1916(大正5)年、警部補派出所に昇格。その後、戸部警察署保土ケ谷分署を経て、26(大正15)年5月に保土ケ谷警察署として発足した。当時は翌年に施行された区制の保土ケ谷区全域(1万100世帯、4万8千人)を管轄し、警察署長(警部)以下50人、派出所6カ所、駐在所3カ所で治安維持に取り組んだ。

 1968(昭和43)年に現在の所在地の川辺町に移転。翌年10月に保土ケ谷区から旭区が分区したが、72(昭和47)年4月に旭警察署が開設されるまで、保土ケ谷警察署が保土ケ谷区と旭区を管轄した。99(平成11)年に新庁舎を建設し、現在に至る。

地域と共に治安守る

 保土ケ谷警察署はこれまでに地域の外郭団体と連携を図り、治安維持に努めている。保土ケ谷交通安全協会(工藤圭亮会長)とは、全国交通安全運動期間を中心に交通事故の防止を呼び掛けるキャンペーンを実施。自動車や自転車のほか、歩行者に対しても交通ルールの徹底を訴え掛ける。

 保土ケ谷防犯協会(堀功生会長)とは、オレオレ詐欺などの特殊詐欺の防止を呼び掛けるキャンペーンを実施。昨今、手口が巧妙化する詐欺を抑止する一手となっている。同交通安全協会を交えた合同キャンペーンも定期的に行われ、治安維持の意識向上を促す。

 同署は外郭団体とのキャンペーンのほか、「ほどがや区民まつり」などのイベントに参加。啓発物の配布や白バイの乗車体験を通じ、区民と交流を図る。

決意新たに

 記念式典には保土ケ谷警察署の職員、同署への物資支援などに取り組む保土ケ谷地区警察官友の会の板橋悟会長らが参加。神奈川県警の今村剛本部長や保土ケ谷区の神部浩区長らも訪れ、祝辞を述べた。

 表彰や鏡開きが行われた後に乾杯。参加者は、同署を紹介する映像を見ながら食事を楽しんだ。

 板橋会長は「警察を応援するという役割を担い、これまで以上に警察の発展に貢献できるよう努めていきたい」と話した。佐々木署長は治安維持に協力する区民らに感謝の言葉を述べ、「先代が築いてきた平和を引き継ぎ、次の100年へと歩んでいきたい」と抱負を語った。

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