保土ケ谷区 社会
公開日:2025.07.30
峯小学校
教職員に講習会
元保土ケ谷区長が講師に
市立峯小学校(石渡範子校長)で7月22日、同校の教職員を対象とした講習会が行われた。
講師を務めたのは、元保土ケ谷区長でNPO法人元気な地域人の会理事長の金子宣治さん。
今年の5月に行われた「横浜の港の開港記念式」で、金子さんが児童に対して「横浜開港から山下公園ができるまで」をテーマに講演を行ったことがきっかけで、教職員への講習会の話が決まった。
教職員への講習会のテーマは「なつかしの『わがまち、保土ケ谷』」。金子さんは、1601年に幕府公認の宿場となった保土ケ谷区がペリー来航など幕末には交通の要衝として機能し、横浜開港後には保土ヶ谷商人たちが横浜に進出して開港直後の横浜の発展を支えたことを貴重な資料写真と共に語った。
明治から昭和初期にかけては文化住宅が建ち並び、ジャガイモなどが名産とうたわれたほか、明治中期には県下で2例目の先駆的な「耕地整理事業」が実施され、折からの富国強兵の中で耕地整理によって整理された農地が工場用地として利用され、有数の内陸部軽工業地帯誕生の大きな要因となったことが紹介された。さらに、1927年の保土ケ谷区誕生の際には他区に先駆け「保土ヶ谷自治懇話会」が設立され、誕生直後の区政の側面援助として自主的かつ文化的な活動をしたことを伝えた。
金子さんの話を聞いた教職員は「保土ケ谷区民の自主性の高さを知ることができ、貴重な機会になった」「かつて工場地帯が広がっていた保土ケ谷の歴史を聞くことができて楽しい時間だった」などと感想を口にした。
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