市場地区・平安町町会の第二会館に、中学生の描いた絵が完成した。桜にひまわり、紅葉、舞い降る雪…「全世代に親しまれる会館になった」と住民らは喜ぶ。
手がけたのは、市場中学校美術部の生徒。学外での制作は初めての体験だったという。
幅広い年代が使用する町内会館という場所に合わせ、親しみやすさを意識したデザインを考えた。「最近雪遊びができない子どもたちのために、一緒に写真が撮れるように」と、雪だるまも書き込むなど工夫した。
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昨年4月に完成した第二会館。河西英彦会長が「建設当初から全世代に親しまれる場所を目ざしていた」と語るように、高齢者サロンや子ども食堂、体操教室などを企画している。
河西会長は中学生の参加を願っていたとし、「子どもがカブトムシを見つけたり、雪だるまと背比べしたり、高齢者は原風景を思い出し童謡を口ずさむ、そんな空間ができた」と喜んだ。
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