本社を馬場に構え、物流など7つの会社を経営する篠原グループの代表取締役会長・篠原今朝男さんと息子の秀勝さんがこのほど、モンゴル国立医科大学付属の「日本モンゴル教育病院」にオブジェを寄贈。モンゴル保健大臣から名誉勲章などを受けた。
篠原今朝男さんは、以前モンゴルに訪れた際、現地住人の人柄や親日感情に心打たれた経験を持ち、これまでも不要な服等をモンゴルへ送るなどボランティアの活動を行ってきた。
日本モンゴル教育病院は、JICAの無償資金協力で昨年6月に落成。今朝男さんは、10年ほど前、病院建設の件でNPO法人の友人から協力の依頼を受け、プロジェクトの要人などに働きかけて道筋を作った。今回の記念オブジェ建設の話が来た際も、寄贈を快諾した。
優勝者がデザイン
オブジェは、全長約4メートル。モンゴル人の女性と日本人の女性が並び、友好を表したもの。病院前に飾られており、デザインはモンゴル国内で大会形式で募集し、優勝者の案を実現させた。
今朝男さんは「モンゴル人は、国民全員がこれまでの日本の協力を知り、感謝している。力になりたい」と話し、今後は、モンゴルの法整備や、農業支援、物作り教育などの面で協力をしていきたい考えだ。
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つるぎん27日に4月25日 |
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