鶴見区 人物風土記
公開日:2023.01.01
映画『なんでかね〜鶴見』で初の主演を務める
比嘉 秀海さん
都内在住 25歳
鶴見と沖縄、両方伝えたい
○…エイサーをテーマに沖縄鶴見の魅力を詰め込んだ映画『なんでかね〜鶴見』で初の主演を務める。同映画は4月の沖縄国際映画祭に出品され、その後鶴見でも上映される。現在は鈍牛倶楽部に所属し、モデル活動やCM出演など、多くの仕事を行うが「やっぱり役者がやりたくて」と、こだわりを見せる。「台本を貰ってからは、撮影前に何度も鶴見に足を運んでイメージを作っていました」と、故郷沖縄と重なる部分を楽しみながらまちを散策した。
○…沖縄出身で高校生まで地元で過ごした。小学生の頃に見たドラマに影響され、次第に「自分も出たい」と思うようになったのが原点。親には内緒で子役事務所に書類を送った経験もあるが「東京には行けないだろって母親に言われて終わっちゃいました」と白い歯を見せる。それでも大学進学を理由に親を説得して上京。「本心は芸能の仕事がしたかったから」。事務所を探しているタイミングでSNSを通じてスカウトされ「これも何かの縁」とモデルの世界に飛び込んだ。
○…初めて鶴見に来たのは21歳の頃。友人から「沖縄のまちがある」と聞きつけ、2人で飲みに来た。「当時は調べずに向かったので、鶴見駅周辺しか回れなかった」と悔しがる。改めて鶴見の沖縄タウンを歩いたのは、今回の映画主演が決まってから。昨年のウチナー祭にも足を運び、会場の盛り上がりを体感。「時間の流れが沖縄と似ていて、温かさを感じました」と語る。
○…「なんくるないさー」は魔法の言葉。辛いとき自身を鼓舞し、多くを乗り越えてきた。演じた役が過去の自分に重なる部分もあった今回。「全力で取り組んだので、沢山の人に見てもらい、鶴見と沖縄を伝えられたら嬉しいです」
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