意見広告・議会報告
令和6年度 ⅤOL16 山田かずまさ市政報告 妊産婦・乳幼児専用の避難所が新設へ 横浜市が令和7年度予算案を発表
1月27日に横浜市の令和7年度予算案が発表されました。予算は、議会での議論を経て3月に議会で承認されて確定しますが、今回はその予算案の中からいくつかをご紹介します。
まず、妊産婦・乳幼児専用の避難所が新設されることになりました。災害時に妊婦さん、産後すぐのお母さんや赤ちゃんは、妊娠週数や赤ちゃんの月齢によって必要とされるものやケアが大きく異なり、高齢や障がいを持つ方と同様に特別な配慮が必要となります。
過去の大規模災害でも問題となりながら、行政の縦割りのエアポケットとなり手付かずだったこの部分について、令和4年9月の一般質問で初めて言及し、以来、担当局の垣根を超えた会議の設置、職員マニュアルの整備と一つ一つ積み上げてきました。今回、モデル実施の1箇所からとなりますが、形になることを嬉しく思っています。
児童生徒が安心して相談を
また、子どもたちが通う学校現場では、学校で使うタブレットから先生だけではなく養護教諭・ソーシャルワーカーなど、子ども自身が相談先を選んで相談できるシステムが導入されることになりました。
残念ですが、教員による生徒への性加害・いじめ・家庭での虐待事例は後を絶ちません。その中で、例えば教員による加害では、子どもたちは先生に相談できないことも多いです。
このシステムにより、安心して相談できる人にいち早く被害を申告することが可能となり、また、加害者に対する抑止力になります。初当選以来、行政に繰り返し求めてきた、子どもたちの「心・体・命」を守るシステムが形になることを嬉しく思っています。
その他にも、【1】外国にルーツのある子どもたちを多く預かる保育園に対する補助の増額、【2】高齢者が認知症を予防するための補聴器購入の助成制度、【3】学校でのいじめに対応するために弁護士が関与する仕組みの導入、【4】学校・教育委員会だけでなく、市長部局が、いじめ対策に関わる制度の導入など、初当選以来、種を蒔き、水をやり、諦めないで育ててきた政策が一斉に花を咲かせ、実をつけるような予算案になったと感じています。
今後もしっかりと取り組んでまいります。
|
<PR>
|
|
|
|
|
|