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公開日:2025.09.04

音楽とダンスに染まる一日を
鶴見駅東西で初イベント

  • 来場を呼び掛ける実行委たち

 2027年の鶴見区制100周年を盛り上げるため、区民有志によるイベント「つるみらい・ダンス&ジャズ・フェスティバル横濱」が10月26日に開かれる。会場はJR鶴見駅東口のサルビアホールと西口の鶴見公会堂等、東西を一体化する初の音楽イベント。実行委の委員長は山崎幹夫・元区長が務める。実行委は「100周年に向けて、地域のにぎわい創出の一環になれば」と準備を進めている。

 プロのビッグバンドからアマチュア、小中学生まで総勢約300人が出演する同イベント。

 区民有志が中心となって昨年10月に立ち上がった実行委では、「日本初常設ダンスホールがあった花月園を生んだ鶴見。かつてより続く"ジャズ香る鶴見"のDNAを次世代につなげ、2027年の鶴見区制100周年に向けた地域のにぎわい創出を」と企画。横浜最大級のジャズイベント「横濱ジャズプロムナード」を手掛けた中川明さんを実行委に招き、協力を受けている。山崎委員長は「イベント名にもある『つるみらい』の通り、地域の未来を担う子どもたちに『鶴見は楽しいまちだった』と記憶してもらい、地元愛が深まる機会としたい。毎年恒例のお祭りのようになれば」と意気込みを語る。

鶴見駅東西で多彩な企画

 鶴見駅東口で会場となるのは、サルビアホールと東口駅前広場。西口では鶴見公会堂と西口モール広場で。

 サルビアホールでは、アマチュアとプロのバンドによるステージやクラシック演奏、サックスクリニックなど。東口交番前広場では、沖縄エイサーや纏振込みなどの伝統芸能が一堂に披露される。そして、西口の公会堂では区内小中学校の児童・生徒によるダンスやマーチング演奏、区内ダンススタジオによるダンスが。また、モール前広場でも伝統芸能が披露される。

 その他にも、有料プログラムとして、ジャズギタリスト岩見淳三さんらのライブや、サックスプレイヤー・大友義雄さん率いるスペシャルトリオ、国内有数のビッグバンドの有馬徹ノーチェ・クバーナが出演するスペシャルコンサートが開かれる。チケットは全席自由で前売り4000円(当日5000円)。同ホール窓口で販売中。

 公演時間は会場により異なる。イベント詳細問合せは実行委【電話】090・2459・6753。

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