「子安小学校オヤジの会」の会長として学校行事などのサポートに尽力する 江森 克仁さん 入江在住 49歳
子安小の応援団長
○…昨年4月、母校であり、息子も通う子安小に「オヤジの会」を立ち上げた。在校・卒業生のオヤジから近所のオヤジまで、30人弱で活動。当初は運動会の設営準備をサポートすることから始まったが、現在は学校で大流行している「けん玉」の検定員も務める。今回からけん玉が正式種目に加わった、先日のキラキラスポーツ大会にも参加。ジャージーに身を包み、スコアラーとして協力した。
○…地元で80年続く江森印刷所の三男として生まれた、生粋の入江っ子。小4まではやんちゃばかりで、生意気だからと上級生10人に呼び出されることもあった。「そんな私に、”体が大きく力が強いのは、弱いものを守り、みんなをひっぱっていくためにあるんだよ”と教えてくれた先生がいて」。その言葉が胸に突き刺さって以来、ケンカは一切やめた。
○…法政大を卒業し、サラリーマンを経て家業へ。青年会議所で子どもを対象としたイベントに携わり、10年前、縁あってPTA副会長に就任した。その後、会長を7年間務め上げ、「自分も子どもたちもお世話になった子安小の応援団を作りたい」と、オヤジの会を発足させた。地域に寄り添い、学校をサポートするのが役目。「学校と地域の間に入るクッションみたいな存在でもある。こんなに体も大きいしね」と笑う。共感して参加してくれるオヤジも増えてきた。打ち上げで10時間も飲み交わすほど、話題は尽きない。
○…家業では昨年、3代目の社長に。多忙な日々を送るが、マリノスファンの3人の息子とは、スタジアムに行けないときは欠かさず一緒にTV観戦する。自身は法政二高アメフト部出身。「この前、子安小の子どもたちに”五郎丸みたい”と言われて嬉しかった」と頬を染める。今後は他校のオヤジの会とのネットワーク構築にも意欲をみせる。「自分の経験をいかして、地域や学校に貢献していきたい」
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