神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
神奈川区版 公開:2021年12月9日 エリアトップへ

白幡小6年生 VRで京都奈良満喫 バーチャル修学旅行

教育

公開:2021年12月9日

  • LINE
  • hatena
簡易ゴーグルをのぞき込む児童ら
簡易ゴーグルをのぞき込む児童ら

 白幡小学校で11月26日、バーチャルリアリティー(VR)技術を使った修学旅行の体験プログラムが行われた。新型コロナウイルスの影響で京都奈良を訪問できなかった6年生児童は、スマートフォンに映し出された360度映像でつかの間の小旅行を満喫した。

 バーチャル修学旅行は、旅行会社のJTBが提供しているプログラム。コロナ禍以降、多くの学校で中止や行き先の変更を余儀なくされた修学旅行を児童生徒に疑似体験してもらおうと、全国各地で実施している。

 体育館に集まった児童は、JTB社員の説明に従って京都奈良へ「出発」。360度のVR映像を映し出したスマートフォンを簡易ゴーグルでのぞき込み、奈良公園や東大寺の大仏、京都の伏見稲荷大社、清水寺などの観光名所を巡った。大仏の手のひらに乗ったり清水の舞台から飛び降りたりとVRならではの演出もあり、児童は「わあ」「すごい」と声を上げながら映像にのめり込んだ。

 児童の一人は「清水の舞台から飛び降りる映像が楽しかった」といい、舞台から飛び降りることで願いが成就するという故事にちなんで「中学受験に合格しますようにと祈った」と笑顔で振り返った。

 同校では今年度、コロナ禍を理由に京都奈良への修学旅行を諦め、今年5月に箱根への日帰り旅行を実施した。6年生の学年主任の久保海青教諭は、「本来の修学旅行が行えなかった代わりに、今までになかった体験を味わってもらいたかった」と話す。

 同社のバーチャル修学旅行には「日光編」などもあり、提供を開始した昨年10月以降全国100校以上で実施しているという。プログラムに携わる平尾篤之さんは「コロナによって修学旅行に行けなかった子どもたちのためにという思いで開発した。体験が小学校生活の思い出になれば」と語った。

神奈川区版のトップニュース最新6

4月から雇用率引上げ

障害者就労

4月から雇用率引上げ

市も企業啓発に注力

3月28日

清掃活動が100回目

反町駅前通り商店街

清掃活動が100回目

長年の社会貢献が節目

3月28日

住宅の脱炭素化へ本腰

横浜市

住宅の脱炭素化へ本腰

補助や新制度で普及後押し

3月21日

受賞翌日に子安小へ

プリツカー賞山本理顕さん

受賞翌日に子安小へ

自身の「作品」審査員に説明

3月21日

学生と食品ロス削減へ

区内企業

学生と食品ロス削減へ

横浜国大生と弁当考案

3月14日

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 2月29日0:00更新

  • 2月15日0:00更新

  • 2月1日0:00更新

神奈川区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

神奈川区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook