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公開日:2025.06.26

横浜市民防災センター
災害対応自販機を設置
「あんしん救急」呼びかけ

  • 安井所長(左)と堺神奈川東営業部長

 横浜市民防災センターは6月14日、同施設前の沢渡中央公園で行われた「やってみよう!よこはま防災大作戦」で、オリジナルラッピングの災害対応自販機を公開した。横浜市の消防関連施設での災害対応自販機の設置は初めて。

 横浜市は2012年から(株)伊藤園と「地域活性化に関する包括連携協定」を締結しており、今回設置された自動販売機は伊藤園によるもの。包括連携事項の1つである「災害時の備蓄や防災」に基づき、災害時の備蓄飲料として、野菜飲料の提供などを行ってきた。

 今回設置された災害対応自動販売機は、専用の鍵を挿すと必要な電力が供給され、停電時でも飲料を取り出せるもの。

救急要請前に

 また同自動販売機は側面に「あんしん救急」のマークが印字されたオリジナルラッピングとなっている。「あんしん救急」とは、救急車の適正な利用に繋げ、限りある救急資源を有効に活用し、市民一人ひとりが安心できるよう啓発していく市の取組。同センター前の沢渡中央公園では子どもたちを含む多くの人々が集まる。同局横浜市民防災センターの安井健太郎所長は「熱中症による救急要請が増加する季節。(あんしん救急の周知が)救急車を呼ぶ前の段階での対策の一助になれば」と話した。

 同自動販売機は同センターの屋外と屋内に1機ずつ設置された。「オリジナルラッピング自動販売機を今後も市内を中心に広げていけたら」と同社の堺亮磨神奈川東地区営業部長は話す。

 「やってみよう!よこはま防災大作戦」では特殊車両展示や防センジャー特設ステージ、はしご車登場体験や放水体験などのほか、防災企業ブースでは日本保安工業(株)などの企業が防災グッズの展示を行った。

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