戻る

神奈川区 トップニュース社会

公開日:2025.10.02

区内銭湯がスタンプラリー
4湯巡りで景品贈呈

  • キャンペーンをアピールする(左から)鷲の湯の内田代表、反町浴場の平田代表、親松の湯の堀代表

  • 下足札を模したキーホルダー

 横浜市浴場業協同組合神奈川支部は、初の試みとして10月1日から「神奈川区銭湯4湯めぐりスタンプラリー」をスタートした。11月30日(日)まで。訪れた最後の銭湯によって、それぞれ異なる商品がもらえる。

 対象は徳の湯(東白楽)、親松の湯(六角橋)、反町浴場(反町)、鷲の湯(大口)の区内4銭湯。参加者は各銭湯でスタンプラリーカード(100円)を購入し、入浴時にスタンプを集める。

 4カ所全てをめぐると、最後の施設で景品を受け取れる仕組み。景品は「下足札」を模したイベント限定キーホルダーや、協賛企業の蔦金商店のきざみのり、横濱馬油商店が提供する馬油・入浴剤など、最後に利用した銭湯で異なる。コンプリートには4周が必要だ。対象は大人料金(中学生以上)の利用者。

「ファン増やしたい」

 最盛期には50軒近くあったという神奈川区内の銭湯だが、現在残っているのはこの4施設。サウナやランニングのブームで遠方から訪れる客も多いが、それ以上に光熱費の高騰や、修理業者の減少に伴い設備の維持管理が困難になるなど、銭湯業界は厳しい環境にさらされている。

 そうした中で今回「気軽にさっぱりできる町の銭湯の魅力を知ってもらい、1人でもお風呂屋さんのファンを増やしたい」と思いから初のイベントを企画した。

 北投石の原石を通した湯を入れる鷲の湯、万葉檜で作ったヒノキ風呂が名物の反町浴場、肌に優しい軟水を使用している親松の湯、男女日替わりで様々な浴槽が楽しめる徳の湯と、一口に銭湯といっても、それぞれの特徴は多種多様。「違いも楽しんでもらえれば」と参加を呼びかけている。

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

神奈川区 トップニュースの新着記事

神奈川区 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

求人特集

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS