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宮前区版 公開:2024年6月28日 エリアトップへ

宮前地区少年消防クラブの運営委員長を務める 野村 美千代さん 犬蔵在住 59歳

公開:2024年6月28日

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野村 美千代さん

パワーは子どもの笑顔

 ○…「気をつけ、休め」。おそろいの制服姿で号令に従う子どもたちに、あたたかい眼差しを向ける。小学生が防火・防災の知識を身につける「少年消防クラブ」の運営委員長を務めて約10年。「家庭だけでは学べない活動。1年かけて学ぶと、最初はだらしなく座っていた子どもたちも、最後はピシッとしているの」と、成長ぶりを毎年楽しみながら見守っている。

 ○…結婚を機に犬蔵へ。4人の子どもに恵まれた。一番上の子が小学校に上がると同時に、子ども会の活動に携わるように。宮前区子ども会連合会の役員として少年消防クラブの活動や中高生が担う「ジュニアリーダー」の活動を担当。小学生を相手に企画運営する10代の姿に「小学生が憧れるような働きぶりがすばらしい」と感動しきり。子どもの数が多い宮前区。「集団で活動する楽しさとともに、横のつながりと縦のつながりを知れるのが子ども会のよさ」と胸を張る。

 ○…平日は働き、土日は子どもたちと関わる活動。「ボーっとする日がほしい」と苦笑い。パワフルに活動できるのは、子どもたちの笑顔に元気をもらっているからだ。大学生の末娘は、シニアリーダーとなった。親子一緒に活動できることに喜び、「先輩に教えてもらったことは後輩に返していきなさいとも言ってきた。親の姿も影響していたらうれしい」と顔をほころばせる。

 ○…習いごとや塾などで忙しく、子ども会で活動する子も減っているが、「宮前区を共通事項に学校とは違う活動の場での経験も楽しんでほしい」と願う。少年消防クラブで毎回話すことがある。「今日習ったことを1つは覚えて、覚えたことを家族や友だちに話してね」。楽しみながら身につく、魔法の言葉だ。

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