宮前区 社会
公開日:2026.08.21
ふるさと納税 受入額が過去最高46億 流出額も拡大156億円に
川崎市は8月3日、2025年度のふるさと納税寄付受入額が過去最高の約43億円に達したと発表した。前年度から約17億円増で3年連続の増収となり、全国の自治体中50位(前年度91位)へ順位を上げた。一方で、継続的な課題である制度経由の市税減収額も前年度と比較して約18億円増の約156億円と過去最大を更新し、流出に歯止めがかからない状況が続いている。
受入額増加の要因について市は、返礼品の拡充を挙げる。長引く物価高で人気を集めるトイレットペーパーや洗剤などの日用品に加え、冷蔵庫や電子レンジなどの生活家電を充実させた。市内に本社を置く東芝の家電製品や、日本食肉流通センターの商品などを新たにラインアップへ追加し、返礼品数を従来の約800点から約1200点へと増やした。
ポータルサイト上での露出強化や情報発信、イベント出展など、認知度向上に努めたことも奏功したという。
市は今年度の受入額目標を55億円に設定し、29年度には100億円を目指す方針。担当者は「寄付者のニーズはどこにあるのか把握をし、市場動向なども把握しながら、返礼品の魅力をさらに磨き受入額を増やしていきたい」と話している。
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