高津区全町連 新会長に吉崎隆男氏 18日の総会で役員改選
高津区役所で今月18日に開かれた区全町内会連合会の平成23年度総会で役員改選の提案があり、新会長に吉崎隆男氏(79)が就任した。平成元年からと同15年から、計12年間会長を務めた宮田良辰氏(84)は同連合会の顧問に就いた。
区内全105の町内会・自治会の長ら約70人が出席した18日の総会には、総会に先立って行われた役員会で話し合われた「役員の改選について」の案が示され、拍手で承認された。
「本日退任します。長い間お世話になりました」と切り出した宮田良辰氏。「区役所や出張所、各団体、警察、消防等といった各機関に支えられ、無事に務めさせていただいた。10月には85歳。新しい人にバトンタッチして、この街を盛り上げていただきたい」と次代への期待を口にした。
各機関からは宮田氏に感謝の言葉
続く来賓挨拶では、「(宮田氏の)34年間の町会活動からの勇退に対し、寂しい気持ちもある。ご指導いただいた事に感謝したい」(船橋兵悟高津区長)、「宮田会長の存在により警察行政を行いやすかった。これからもご意見等があればお寄せいただきたい」(鳴海達之高津警察署長)など、退任を惜しむ声が各方面から聞かれた。
よりよい高津のために
高津区全町内会連合会の新会長に就いたのは二子第5町会会長、高津地区連合町内会会長等を務める吉崎隆男氏。役員改選議案の承認を受け、議長から挨拶を促された吉崎氏は「宮田(前)会長は本当にすばらしい会長。これからも顧問として私たちをリードしていただきたい。私にこの任が果たせるのかとの想いもあるが、皆さんのご協力を仰ぎながら精一杯努めたい」と話していた。
吉崎氏はまた、東日本大震災発生時における町会としての対応への反省点にも言及。「地震の心配は未だ続くが、安心・安全の高津、よりよい高津のために頑張りたい」と力を込めた。
なお副会長は柏木靖男氏(千年町会)、瀧村治雄氏(久地第1町内会)、小島恵一氏(千年新町町内会)の3人。
最後に区役所から、東日本大震災への対応を今後に生かすために地域と情報を共有する一環として、保健医療チームとして現地入りした職員の経験談などが報告され、総会は閉会した。
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4月26日