高津区 文化
公開日:2026.05.27
【川崎市高津区】「たちばなふれあいの森」で最後の「ホタル観賞会」 5月29日から31日まで3日間開催 関係者「公共機関等での来場を」
区民の憩いの場などとして広く親しまれている「高津区市民健康の森」(たちばなふれあいの森)で、今回で最後となる「ホタル観賞会」が行われる。
20余年の歴史に幕
このイベントを主催するのは、区民有志などで構成される「高津区市民健康の森を育てる会」(村上寛会長)。同会は、保全などを手掛けているこの森を「ホタルの里」とすべく20年以上前から活動。会員が中心となって源氏ホタルの卵の採取・孵化、育成などを手掛け、近隣にある橘小学校の児童たちと一緒に幼虫の放流イベントを行うなど、地域を代表する風物詩に成長させてきた。だが近年は地球温暖化の影響とみられるホタル幼虫の飼育難化や気候変動の煽りを受け、ホタルの生息地である『ふれあいの森』内の環境が悪化。さらに沢の水量が著しく減少したことなども決定打となり、今年の開催をもって鑑賞会を終了することを決定した。関係者は「地域の方に長く親しまれた行事であるからこそ、有終の美を多くの人に見届けてもらえれば」と話し、広く来場を呼び掛けている。
「最後の風物詩、観賞を」
育成状況によっては延期の可能性があったものの、既にホタルの飛翔が確認されていることから、当初の予定通り5月29日(金)から31日(日)までの3日間、午後7時半から9時ごろまで幻想的な光の舞を楽しめる観賞会を行う。村上会長は「期間中は現地で会員が待機するので、最後となる初夏の風物詩を楽しんでもらえれば」と話している。
会場はJR南武線「武蔵新城駅」から徒歩約23分。また溝口駅南口バスターミナル5番乗り場から、東急バス溝22系統「蟹ヶ谷」行き「橘小学校」バス停下車、徒歩10分の所にある。同会では「会場は静かな住宅地に隣接しており、近隣に駐車場もない。迷惑になるので絶対に路上駐車はしないで」と話し、公共交通機関等の利用を呼び掛けている。また期間中、こうしたマナー違反の見回りや自転車の整理に人員を割くなど準備を整えているほか、高津区役所橘出張所のトイレ貸し出しの許諾を受けるなど準備を進めている。
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