竜舌蘭が花つける 久末の森さん宅
8月上旬、区内久末、森四郎さん(69)宅の庭に育つ竜舌蘭の開花が始まった。
竜舌蘭はユリ目リュウゼツラン科の単子葉植物。花を咲かせるまでに数十年を要することもあるという。森さん宅の竜舌蘭は30数年前に森さんが勤務先から持ち帰った7cm程の芽を地面に挿して以来、少しずつ成長していたが、約10年前から急に大きくなった。花が咲く前兆か、今年3月に細い葉が出始めると5月頃からは急速に茎が「巨大なアスパラのように」(森さん)伸びてきた。8月に入るとふっくらとした無数の蕾の一部から黄色い花が顔を見せ始めた。
背丈は2階の屋根を越える程に。森さんは「もう少し伸びると思う。生きているうちに花が咲いて良かった」と笑顔で話した。
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5月3日