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茅ヶ崎・寒川 コラム

公開日:2026.08.21

学芸員のイチ推し! -連載 Vol.45-流行を取り入れた和田家の襖絵(ふすまえ)

  • 約140年前の襖絵、展示中!

    約140年前の襖絵、展示中!

  • 学芸員のイチ推し! (写真2)

 写真の襖は、萩園村の名主の家であった旧和田家住宅(民俗資料館・市指定重要文化財)で用いられていたものです。襖に記された墨書から、明治19年(1886)ごろ制作と考えられます。襖絵を描いたのは、幕末から明治前期に活躍した画家・詩人の安田米斎。絵の中には、山や水辺の景色が描かれています。このような絵は南画と呼ばれます。南画は中国絵画の影響を受けて成立し、日本で広まった、水墨や淡い色彩による絵画です。江戸時代後期から明治期、知識人の教養の一つとして親しまれ、流行しました。

 襖は、茅ヶ崎市博物館で開催中の「ちがさき今昔―古相模川編―」(10月20日(火)まで)にてご覧いただけます。展示では縄文時代から近代までの古相模川流域の歴史を紹介しています。

 9月20日(日)には、源頼朝をはじめとする茅ヶ崎にまつわる人物について、平山孝通氏(茅ヶ崎ゆかりの人物館)による講演会を開催します(要申込、先着順)。また、絵や図、ワークシートを用いて子どもたちにも楽しめるよう、工夫を凝らしています。この夏、足もとにある茅ヶ崎の歴史をたどる旅をぜひお楽しみください。

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