川崎国際環境技術展 高津区が3年連続の出展 エコの取り組みをPR
とどろきアリーナで来月開催される川崎国際環境技術展2013に、「エコシティたかつ」を推進する高津区が行政では唯一、3年連続で出展する。区民や有識者らと進めてきた自然環境を守る取り組みを、楽しんで体感できるように工夫したブースでPRする。
川崎国際環境技術展は、川崎市の環境への取り組みや国内外の企業が持つ優れた環境技術を、川崎から発信することを目的に開かれており、毎回環境技術に興味を持つビジネスマンや市民が多数訪れ賑わいを見せる。今年で5回を数える同展は、2月1日(金)、2日(土)午前10時から午後5時まで、とどろきアリーナ(中原区等々力)で開催される。
高津区はこれまで、「100年後のたかつのまちのために。」を合言葉に、地球環境を守るための事業「エコシティたかつ」を推進している。例年ゴーヤーなどを使った緑のカーテンの普及やエコ・エネライフコンクールを実施し、小学校にビオトープを作る学校流域プロジェクトを進めている。
「企業等の環境への取組関連」という分野の中、行政では唯一の出展になり、民間企業などに混じって区が取り組んできた「エコシティたかつ」をPRする。
今回は同事業のひとつ「自然の賑わいづくり」をテーマに緑に覆われたブースを構える。区内で採取した、自然の生態系を崩しかねない外来種の植物を展示、実際に植物や生物に触れられるようにする予定になっている。また、高津区の地形を模型で表し、ビー玉で水の流れを体験できるなど子どもたちでも楽しめる内容を企画。これまでの活動報告や事業説明などのパネル展示も行う。企画を進めてきた区役所職員は「高津の豊富な自然を集め、触れられるような展示にします。楽しみながら学んでほしい」と話している。
今年は国内外の企業や研究機関、大学など143団体のブースが出展、市民が気軽に環境技術に触れられようになっている。また、隣接する市民ミュージアムでは企画展「環境ショーケースかわさき」を実施、川崎の環境への取り組みや昔と今の市民の暮らしの変化などを映像などで描く。
イベントの問い合わせは川崎国際環境技術展実行委員会事務局(【電話】044・200・2313)まで。
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4月19日