今年度の川崎市環境功労者表彰を受賞したマルイファミリー溝口(株式会社丸井)の齋藤隆店長、横田久雄食遊館館長と土方愼也高津区長が6月26日、環境に関する取り組みについて対談を行った。同店は今後の高津区のエコ活動や地域貢献に対して、引き続き協力していく姿勢を見せた。
マルイファミリー溝口では、「みんながMYBAG持参キャンペーン」を実施しており、買い物客がレジ袋を辞退した際に1人につき3円を地域の環境保全活動に役立てるため寄付を行っている。
同店は2008年度から高津区役所の環境施策に寄付をしており、現在までの寄付総額は127万4750円。地球温暖化防止に寄与したことが評価され、6月9日に川崎市環境功労者表彰を受けた。
対談で土方区長は「長年にわたりご協力をいただき、御礼を申し上げます。表彰は区としても嬉しい」と謝辞を述べ、区内小学校へのビオトープ整備と環境学習の実施、森の再生整備など高津区が取り組んでいる環境施策「エコシティたかつ」の活動を説明した。
また高津区は、橘地区の農資源を生かした農業の活性化としてファーマーズマーケット「さんの市」の開催、農業体験の実施などを紹介。同館の横田館長は「地場野菜の販売、地産地消に取り組みたい」と話し、マルイファミリー溝口での高津区産の野菜の販売に意欲を示した。
高津区は「今後もマルイさんに協力していただき、コラボレーションしていきたい」と呼びかけた。
株式会社丸井グループは
「社会貢献」を企業理念に掲げており、衣料品チャリティによる被災地支援などにも取り組んでいる。マルイファミリー溝口では独自に障害者施設の支援などを展開。齋藤店長は「丸井全店の中でも溝口は地域の理解をいただいている店。地域の方の声を大切にして一つの輪となってやっていきたい。今後も地域貢献の役割を果たしていきたい」と話した。
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