県内の小学生を対象とした「第23回かながわ夢絵コンテスト」(NPO法人こどもネットミュージアム主催)で、久本にある洗足学園小学校の森山稜斗君(5年)が優秀賞、小山凜子さん(同)が企業サポーター賞を受賞した。応募総数は5619点。
このコンテストは「ぼくたちわたしたちの未来の世界」をテーマに県内小学生を対象に絵画を募集。応募数5619点から最優秀賞1点、優秀賞3点、教育委員会賞7点、企業サポーター賞44点の受賞作品が選ばれた。
線、色に「こだわり」
「まさか受賞するとは思わなかった」と話す森山君。優秀賞に選ばれた作品は、電車を縦横無尽に走らせたダイナミックな構図などが評価された。鉄道好きで「絶対に描きたかった」という電車は、車体の色やデザインにこだわり、街並みは「未来感がある」横浜みなとみらいを描いた。雲の立体感、コースターの躍動感など、絵具、クレヨン、サインペン、修正ペンを使い、1本1本の線を丁寧に描き上げた。
小山さんは、月夜を背景に、世界各国の少女たちが楽器で演奏する様子を描いた。「平和がいつまで続くか分からない時代の中、みんなで楽しく幸せにという願いを込めて描いた」という。肌の色、髪型に各国の特徴を出し、「大坂なおみ選手を参考にしてみた」とも。
森山君と小山さんは都内にある同じ美術教室に通っている絵描き仲間。互いにアドバイスすることもあるという。今回の受賞に2人は「一緒に受賞できて嬉しい」と喜びを話した。
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