日本ボウリング界を支え続けた中山律子氏が、プロ生活50周年を迎え、6月22日に記念イベントを行った。かつて「さわやか律子さん」の愛称で一世を風靡したレジェンドの節目を祝うべく、会場に名乗りを上げた溝口のボウリング場では、式典を成功裏に導き安堵の表情を見せている。
ボウリングブームの牽引役として、半世紀にわたり活躍してきた中山律子プロは現在77歳。その数々の功績は枚挙に暇がなく、抜群の知名度と人気は今でも健在。そんな伝説的な存在の節目を祝おうと、「ボウリングの日」(6月22日)に区内・溝口にあるムサシボウルにはファンや関係者など約200名が来場。この日の午前中、ファンとの記念大会に臨んだ中山プロは始球式で往年の雄姿を披露。参加者との記念撮影にも気さくに応じるなど交流を楽しんでいた。
また午後の記念パーティーではボウリング協会の関係者やプロの同期生なども駆け付け、会場となったイベントスペースは祝賀ムード一色に。専門誌やスポーツ紙の記者が大挙押し寄せ「囲み取材」も行われるなど、関心の高さを物語っていた。
後進育成の契機に
当初は都内ホテルなどでの実施も検討されていた今回の記念イベント。最終的には、13年前から顧問を務めている縁もあり、ムサシボウルが会場に。万端の準備が実り盛況のうちにセレモニーを終えた同社・渡邉直人専務は「多くの方に中山プロの節目を祝って頂き、本当にありがたい」と、ホッとした表情。今後は後進のジュニア選手育成を目論む中山プロの意向に沿う形で、子ども向けの大会やレッスンなどを企画したい、としている。
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