川崎市内でも「小中高の一斉臨時休校」が始まって今日でちょうど1カ月。依然猛威を揮う新型コロナウイルスの影響で活動自粛を余儀なくされている一部の区民や団体・施設が、インターネット活用に新境地を見出そうという動きを活発化させている。
「川崎の歌姫」が配信
高津区文化協会が「川崎の歌姫」として市の魅力を発信し続けるプロ歌手・桜井純恵さんを講師に迎え実施している、親子のためのうたとリトミック講座「なかよしランド」は15年以上の歴史を持つ。だが今年は件のコロナ禍があり、春期の日程が軒並み中止に。先の見通しも立たない中、桜井さんが画策したのが「オンラインレッスン」。これは今日4月3日(金)と10日(金)に予定されているレッスンをアプリで無料配信しようというもの(視聴方法等問い合せは【電話】︎044・813・3409)。「こんな時だからこそ、地域の子どもたちに笑顔と元気を届けたい」と話す桜井さんは「ご自宅でリトミック!ママ、パパと大きな声で歌って免疫力アップを」と参加を呼び掛けている。
また区内・末長にある幼児や児童を対象とした「音の教室カリヨン」でも、レッスン休講に伴い子ども達の要望に応える形でインターネット配信を実施。レッスンの様子を動画で撮影しオンラインで届けるスタイルを採用し保護者達からも好評を博している(本紙3月13日号・既報)。さらに利用停止(一部除く)が続く「高津スポーツセンター」(区内・二子)でも各家庭でできる簡単エクササイズを紹介する「タカスポTV」を動画投稿サイトに開設。区民の運動不足等を少しでも解消しようというこうした動きは、日を追うごとに広がりをみせている。
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