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久地早川製作所 “メタル尺八”量産化へ 高精度の品質を実現

社会

掲載号:2020年11月27日号

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メタル尺八を手にする小村工場長、内川社長、三塚さん、宗安社長(左から)
メタル尺八を手にする小村工場長、内川社長、三塚さん、宗安社長(左から)

 区内久地の早川製作所(内川竜太代表取締役)がアルミ製の和楽器”メタル尺八”の量産化に成功。現在エアリードエクスパティーズ合同会社(宗安秀夫代表/東京都狛江市)から販売され、関係者から注目を集めている。高い精度が求められる楽器の製造に苦戦もしたが、高い技術力を発揮し完成させた。

 早川製作所は金属加工の部品の製造を行っており、半導体製造装置部品や光通信機器部品、航空宇宙関連部品など幅広く取り扱うが、楽器は初めの試みだった。

 尺八の依頼があったのは昨年11月。長年、アルミ製の尺八の製造を目指していたエアリードエクスパティーズだったが、技術やコスト面などの問題もあり、量産化に協力してくれる会社は見つけられずにいた。そんな中、インターネットで同社を知り、製造を直談判したという。「高いレベルが要求されると思った。でも、他社でできないことをうちで挑戦してみたかった」と内川社長は話す。

二人三脚で調整

 尺八は欧米や中国でも人気があり空輸することもあるが、竹製のため気圧で割れたり変形したりすることがあるという。尺八演奏家で製造も行うエアリードの三塚幸彦さんは「試作品は作ってくれるが、量産はできないと言われ続けていた。しかし、早川製作所は一緒に取り組んでくれて前向きなアイデアを出してくれた」と思いを語る。

 年明けから試作品づくりが始まったが、初めての楽器作りはそう簡単にはいかなかった。仮にできたものを実際に、三塚さんに吹いてもらい調整を加えていくが、その要望は「もうちょっと」など数値化できない要望。工場長の小村三郎さんは「こちらは楽器のことがわからないので、そのニュアンスがわからない。ミクロン単位でやっているので、寸法管理が特に難しかった」と振り返る。

 7月に完成して以来、毎月15本ほど納品している。また、現在はフルートを縦吹きにできる頭部管の製造にも着手している。内川社長は「世に待っている人がいるなら、これからも早川製のメタル尺八を作っていきたい」と話した。

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