溝口と上平間(中原区)にある水泳教室、NECグリーンスイミングクラブに所属する高田誠仁選手(末長小6年)が、11月下旬に行われた「短水路記録会」で好タイムをマーク。短水路50メートル平泳ぎの種目で全国の小学生ランキングのトップに立っている(12月18日現在)。
瞬く間に全国クラスへ
5歳から本格的に同スクールで練習を重ねてきた高田選手。年々着実に実力を伸ばし、今年秋からは同スイミングクラブの中でも最上位クラスへの進級を果たした。
日本選手権レベルの実力を持つ大学生や高校生などに交じり、クラスで唯一の小学生スイマーとして高レベルの指導を受けると共に、トップ選手の競技に対峙する姿勢なども修得。多くの気付きを得た結果、進級後わずか約2カ月で出場した前出の記録会で「平泳ぎ・短水路50メートル31秒57」をマーク。これまでの自己ベストを1秒近くも短縮し、今年度の全国小学生ランキングで1位に。一気に全国クラスの選手への階段を駆け上がった。
偉大な先輩を目指して
小学生による同種目の日本学童記録「29秒96」は、同じクラスで練習する大学生の山尾隼人選手が当時打ち立てたもの。
両選手の指導にあたる夏間大介コーチは「(山尾選手と同様に)手と足の動きに加え、体重移動との連動による強い推進力が好記録につながっている」と高田選手の泳ぎを分析。同じ平泳ぎの100メートルの種目でも自己ベストを2秒以上短縮し、全国2位にランク入りしている事などから、来年3月に行われる大会で「山尾超え」の可能性についても「可能性はありますよ」と期待を込めて話している。
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