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公開日:2021.02.19

【Web限定記事】アップコン株式会社
被災コアラに2,000豪ドル
独自の「健活ポイント」を現金化し寄付

  • 松藤展和代表取締役

 区内・坂戸にある国内最大級の開発施設「かながわサイエンスパーク」(KSP)で建設業を営む「アップコン株式会社」(松藤展和代表取締役)が1月末、オーストラリアにあるコアラ専門病院に2000豪ドルの寄付を行った、と発表した。

 



この寄付金は、同社が推進している健康経営活動の一部「健康活動倶楽部(通称:健活)」の実施ポイントを換金した金額も含まれているという。

 



 寄付のきっかけは、同社内からの提案によるもの。2019年秋から2020年2月ごろまでオーストラリア全域で続いた森林火災で負傷したコアラを助けるため、治療にあたる前出の病院の活動に役立ててもらおうと立案された。

 同社には健康経営を推進する社風があり「健康活動倶楽部(プロジェクトチーム)」も存在。メンバー及び社内で企画した多様な健康活動を実施することで社員にポイントが付与され、1年を通じて貯まったポイントを、カタログギフトへの交換や地元川崎の社会福祉協議会へ寄付することが出来る仕組みが構築されている。

 



今回の寄付金の内訳は以下の通り。

【1】 アップコン独自の※健活ポイントを現金化:42,578円

【2】 社員からの寄付(2020年3月〜12月末):79,259円

【3】 アップコン株式会社として寄付:38,502円

上記3パターンで募金を集め計160,339円≒2000豪ドル。

 



 

 同社では「今後も健康活動や社会貢献につながるような施策には積極的に取り組んでいく」と話している。

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