高津区に合宿所を構える國學院大學が、あす1月2日と3日に行われる第98回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)に出場する。12月16日には都内で壮行会が開かれ、陸上競技部の前田康弘監督や選手たちが大会への意気込みを語った=写真。
前回大会は往路9位、復路6位の総合9位で同大初の3年連続シード権を獲得した。しかし総合3位を目標にしていた中での結果に誰一人満足せず、悔しさを晴らすために今大会に向けて厳しい練習を重ねてきた。前回10区を走り、2年連続で主将を務める木付琳選手(4年)は「9位の悔しさを胸に、この1年間誰よりも強い思いで練習してきた。ベストメンバーで100%の力を出せれば上位校とも戦える。今まで携わってくださった全ての方々に、結果で恩返ししたい」と力強く語った。
チームの目標は総合優勝。10月の出雲駅伝、11月の全日本大学駅伝ではともに4位に入るなど結果を残してきた。前田監督は「4年生だけでなく勢いのある下級生も多い。選手たちは木付主将を中心に本気で総合優勝を目指し覚悟を持って練習してきた。選手層など総合力は今までで1番高い」と語る。今季のチームスローガンは「Be Strong〜新たな時代の幕開け〜」。1人ひとりが強さを求め、同部の新時代を切り開くため、あすの号砲に臨む。
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