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高津区 トップニュース社会

公開日:2023.11.03

JR武蔵溝ノ口駅周辺
「脱炭素」考える契機(きっかけ)に
18日、エコ体験イベント

  • 沢山の親子が参加した昨年の様子

  • イベントの案内フライヤー

  • 両イベント、詳しくは二次元コードより

 川崎市は、2050年の脱炭素社会の実現に向けて、JR武蔵溝ノ口駅周辺で11月18日(土)に「まるっとサステナ フェスティバル」を開催する。老若男女問わず環境への取り組みについて見識を深められる内容となっている。

 川崎市が進める脱炭素戦略モデル地区となっている溝口エリア。市は、2020年に「脱炭素アクションみぞのくち」という団体を創設し、参画する市内の48の企業や団体と連携。環境を良くしていこうと様々なイベントを行っている。

自発的「環境行動」促す

 11月18日(土)にJR武蔵溝ノ口駅周辺に開催される「まるっとサステナ フェスティバル」には、この「脱炭素アクションみぞのくち」のほか市内の企業・飲食店・農家・市民・アーティストなどが参画。JR武蔵溝ノ口駅南北自由通路をメインに、近隣5カ所に特設会場が設けられる。

 各会場ではリサイクルについて学べたり、廃棄資源を使ってバッグや世界に一つの傘が作れる体験型ブースのほか「資源循環」や「住まい」など、様々な観点から脱炭素やサステナブルの取り組みを学べるイベントなどを用意。またスマートフォンを使って会場を巡る事ができる「スタンプラリー」では、景品もプレゼントされる。

 関係者は「このイベントを通して、普段の生活では意識しづらい『環境問題』に対して、地元企業や団体や地域が中心となって体験型イベントを共創する事で、自発的な行動変容を促すきっかけを提供していければ」などと話している。

 開催時間は11時から16時で参加無料(一部参加費必要、事前申し込みが必要な企画あり)。

「食」通じた企画も

 また、この催しと連動し、11月18日(土)から25日(土)まで「まるっとサステナグルメウィーク」が行われる。これは高津区界隈にある50以上の店舗や農家が参加し、地産地消につながる「脱炭素グルメ」などをフードフェスティバル形式で楽しんでもらおうというもの。期間中は限定のメニューなども用意され、参加者は食を通じて「脱炭素」に貢献できる。

 これらのイベントに携わる市環境局脱炭素戦略推進室(【電話】044・200・2865)でも「溝口周辺では、多くの企業や団体が気候変動対策に取り組んでいる。親子でイベントを楽しみながらこうした取り組みを知ってもらい、日常の行動を変えるきっかけとなって欲しいですね」と来場を呼び掛けている。

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