高津区に「千年新町」が誕生して今年で70周年になる。まちと共に歳を重ねてきた渡邊美津男さんが、カメラに収めてきた地域の移り変わりを、3月9日(土)からの文化展で紹介する。
千年新町は土地区画整理事業によって「千年町」の一部を分離し、付近の丘の土砂をトロッコで耕地に運び入れることで、1954年に新設された。このとき土砂が削られた高台の形がライオンに見えたことから、近隣住民は今も「ライオン山」と呼んでいる。
アーカイブを展示
同町内会の防災アドバイザーを務める渡邊さんは同じ1954年に家族と共に川崎区から千年新町に移り住み、このまちで暮らし、時々の様子を撮影してきた。今回、千年新町町内会(山本一夫会長)が主催する「文化展」が10回目を迎え、新町も70周年を迎える事から自身の写真と国土地理院のアーカイブ写真など20枚ほどを展示して「新町」の歴史を伝える。
「文化展」は千年新町集会所で、絵画など約20人の42作品を展示。9日は午後1時から、10日(日)は午前10時から、両日とも午後4時まで。
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