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海老名・座間・綾瀬 社会

公開日:2026.07.28

海老名市の農業振興対策の補助金事業で不適切処理

 海老名市は7月24日に行った市長定例記者会見で、2025年度に実施した物価高騰下の農業従事者に向けた農作業用車両購入時の補助金に不適切な交付があったことを公表した。

38件中31件で改ざん

 同市監査委員会が7月21日に公表し、明らかになったもの。2025年度に申請された補助金事業の申請38件中、31件に改ざんされた痕跡が確認されている。本来、補助金の対象とならない、「補助金申請期間外の車両の購入」「古い車両を処分していない可能性がある」などにも補助金が交付されていた。日付の改ざんなど、市担当課による組織的な偽造が行われており、「補助金の支出を優先して考えた」「一人でも多くの農業従事者を支援したかった」「断り切れなかった」などの理由で承認していたという。

 市は今後、監査結果を踏まえた調査を進め、8月20日(木)に行う市議全員が出席する全員協議会で、「事実関係の詳細」や「関係職員の処分」、「管理監督責任」、「再発防止策」についての報告を行う考えだ。

 24日に行われた記者会見の冒頭で内野優市長は「行政運営の根幹に関わる重大な事案。市民の行政に対する信頼を著しく損なうもの」と謝罪し、「事実関係の最終確認を進めるとともに、原因究明、責任の明確化と再発防止に取り組んでいく」と話した。

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