大滝秀治さん逝く 22日にお別れの会
大滝さん（写真は劇団民藝提供）
麻生区黒川に稽古場を構える劇団民藝の代表・大滝秀治さんが２日、肺がんのため都内の自宅で永眠した。87歳だった。
大滝さんは１９４８年、民衆芸術劇場付属俳優養成所に入所。50年には劇団民藝の研究生として参加し、52年に劇団員となった。55年には初の映画「ここに泉あり」に出演し、70年に舞台「審判」で紀伊國屋演劇賞受賞。88年には紫綬褒章を受章、00年から奈良岡朋子さんらと劇団民藝の代表を務めた。２０１１年には文化功労者に選ばれた。
葬儀は近親者のみですでに執り行ったが、10月22日、青山葬儀所（港区南青山２の33の20）で「お別れの会」を行う。午後２時から４時まで。詳細は劇団民藝（【電話】０４４・９８７・７７１１）へ。
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