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多摩区・麻生区 社会

公開日:2026.10.13

川崎市消防局 事故調査委員会を設置 多摩区での殉職事案を受け

 多摩区中野島での火災で消防職員1人が殉職した事故を受け10月9日、川崎市消防局は第1回事故調査委員会を開いた。

 委員会は事故の再発防止と原因究明を目的に設置され、大友正人消防局長をはじめとする同局幹部ら24人が出席。大友消防局長は「課題を真摯に受け止め、再発防止に全力で取り組む」と述べ、学識者らからなる第三者委員会を設置し、来年3月までに調査報告書を取りまとめる方針を明らかにした。

 事故が発生したのは2日の未明。通報を受け、救出と消火にあたっていた消防職員3人へ向かって、建物最上部の壁面が一気に落下。下敷きとなった1人が死亡し、ほか2人は打撲を負った。

 同局によると、壁面の崩落時にはひび割れや膨張といった予兆が見られることが多いが、今回の事故では見られず、予測が困難だったという。

 事故直後の緊急対策として、同局は全消防署に安全管理徹底を指示。加えて、臨港・宮前両消防署に配置されている「特別高度救助隊」を、炎上火災現場での安全管理専門部隊として出動させる暫定運用を開始した。調査委員会の結論が出るまでの措置として、現場での監視体制を強化する。

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