神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
多摩区版 公開:2020年11月6日 エリアトップへ

ごみ削減で市最優秀賞 はぐるまの会・パスポート

社会

公開:2020年11月6日

  • X
  • LINE
  • hatena

 二酸化炭素削減などに貢献する優れた取り組みを、川崎市が表彰する「スマートライフスタイル大賞」。菅馬場に本部を置き、多摩区に事業所を展開する社会福祉法人はぐるまの会(紅谷卓男理事長)と、(株)パスポート(宮前区)が連名で最優秀賞に輝き、10月30日に表彰を受けた。

 同社は昨春、経営する「業務スーパー宮前店」に生ごみ処理機を導入し、店舗から出る残った食品や野菜くずを毎日投入。一次発酵させた堆肥を、同法人の「障がい者就労施設はぐるま稗原農園」(宮前区)の利用者らが毎週回収し、二次発酵させて活用している。育った農作物は同店で販売し、資源循環を実現させている。

 この取り組みで、今まで月平均3トン以上が焼却処分されていた生ごみは約1トンに削減。約2トンが堆肥として再利用されている。同社担当者の湯浅雅文さんは「今回の受賞で、取り組みを知ってもらうきっかけになれば」と話す。

「広がれ地産地消」

 1週間で出る約600キロのごみは、処理機で堆肥化すると30キロほどに減少するという。当初は堆肥を処理機の製造元が月1程度、回収する予定だった。市の紹介で近所だった同会の農園を知り、「活動を応援したい」と堆肥活用と農作物の販売を打診したことで実現。農園で朝に収穫された無農薬有機栽培の野菜は、その日のうちに同店に並ぶ。同農園の新井多佳夫施設長は「地産地消が広がり、生産・卸の量が少しずつ増えていけば」と期待を込める。

 今回の大賞では、川崎キングスカイフロント東急REIホテルも最優秀賞を受賞。富士通(株)川崎工場と市立東小倉小学校の2件が優秀賞、奨励賞は6件だった。30日は、CC川崎エコ会議シンポジウムが市産業振興会館で同時開催され、受賞者による発表があった。

「バンバンなら私もいける!」

【新台入替】5月7日㈫「スマスロ交響詩篇エウレカセブン4」 ブラッサム・ポラリスで

http://www.prime777.co.jp/

<PR>

多摩区・麻生区版のローカルニュース最新6

「ばら苑の歩み伝えたい」

「ばら苑の歩み伝えたい」

ボランティアがCF挑戦

5月3日

春の看護イベント

多摩病院

春の看護イベント

5月13日 入場・体験無料

5月3日

良いまちを次代へ

地下鉄延伸期成同盟会

良いまちを次代へ

第6回総会で意思を共有

5月3日

市民に優勝を報告

Ⅴリーグ連覇 NECレッドロケッツ

市民に優勝を報告

5月3日

「風船爆弾」めぐる対談

登戸研究所資料館

「風船爆弾」めぐる対談

5月25日 参加者募集

5月3日

川崎市誕生、市民劇に

川崎市誕生、市民劇に

5月に2会場で上演

5月3日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

多摩区・麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

多摩区・麻生区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook