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公開日:2026.05.22
麻生区内 世田谷町田線が4車線化 麻生警察署から柿生駅付近まで供用開始
都市計画道路「世田谷町田線」のうち、片平工区と上麻生I期工区について、川崎市による車道の4車線化(片側2車線化)や歩道の拡幅などの整備が3月31日に完成し、供用が開始されている。周辺地域の道路交通の円滑化、歩行者や自転車利用者の安全性向上などの整備効果が期待される。市道路整備課の担当者は「かねてより地域からの要望の一つであった渋滞解消、交通環境改善の一助となった」と話す。
世田谷町田線は、世田谷区三軒茶屋から町田市中町までを結び、川崎市北部を東西に貫く幹線道路。「津久井道」「世田谷通り」などの通称で親しまれている。川崎市内は多摩水道橋交差点(多摩区)から麻生区と町田市の市境まで約9Km続き、人や自動車交通などの円滑な移動を確保して都市の将来像を方向付ける都市計画道路に位置付けられている。都市計画に基づき、市では麻生区の麻生警察署前交差点から町田市との市境まで拡幅工事が進行しており、4車線化に加え、歩道拡幅や無電柱化に向けた整備などが進められている。
渋滞緩和、安全性向上へ
今回、整備が完成し、供用が開始されたのは、麻生警察署前交差点から小田急線柿生駅付近までの約1・6Km。この区間を含む世田谷町田線は、市北部の重要な生活・産業の動脈として機能している一方、これまで2車線であったことから、交通容量の不足による慢性的な渋滞の発生が課題となっていた。
今回の整備効果としてまず挙げられるのは、交通渋滞の緩和と走行性の向上。車線数を2から4へ増設したことで、交通容量が大幅に向上した。加えて、交差点の右左折待ち車両の滞留を防ぐため付加車線を設置したことで、道路交通が円滑になった。さらに、中央分離帯が新たに設置され、対向車線への逸脱防止など、交通安全性も強化された。
また、歩行者の安全な通行のための歩道を拡幅。加えて、昨今の課題となっている自転車の安全利用に向け、車道上に自転車の通行位置と進行方向を明示する「矢羽根型路面標示」が設けられた。これらによって、自動車・自転車・歩行者とそれぞれの通行路が明確になり、歩行者および自転車利用者の安全性が一段と高まった。この区間の整備について市では、「無電柱化に向けて引き続き整備を続けていく」と話している。
一方、世田谷町田線の整備完了にはまだ時間を要する見込みだ。今回完成した区間は予定する全工区の一部。市は残る区間の工事を進めていく方針で、現在は柿生駅付近以西に隣接する上麻生II期工区の整備に向けて検討を行っている。担当者は「事業効果のさらなる発現を目指し、隣接工区の事業に全力で取り組んでいく」と話している。
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