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多摩区・麻生区 人物風土記

公開日:2026.05.15

多摩警察署の第45代署長に3月19日付で就任した 中薗(なかぞの) 光彦さん 多摩区在住 55歳

  • 中薗(なかぞの) 光彦さん (写真1)

覚悟を胸に「笑顔を守る」

 ○…「住民が警察に望んでいるのは、まちの安心安全を守ること。期待に応えよう」。就任に際し、共に地域の治安維持に臨む署員らにそう呼びかけた。宿河原の満開の桜に迎えられて新たな任務をスタート。花を愛でる高齢者や家族連れの姿を見て、「この人たちの笑顔を守りたい」と決意を固めた。「人が温かく、それぞれにまちを愛する強い思いを感じる」という多摩区を、「30年後も選ばれるまちにしていきたい」と意気込む。

 ○…横浜市出身。神奈川大学を卒業し、「人の役に立ちたい」と、愛川町の中津交番で警察人生を踏み出した。県警の危機管理対策課長を務めていた2024年元日に能登半島地震が発生。1週間泊まり込みで救助部隊の派遣調整や現地の情報収集に奔走した。32年のキャリアを支えてきた信条は「覚悟」。「警察は、まちの安全安心を守る最後の砦。困っている人がいれば助ける。その気概は持ち続けている」と柔和な表情から一転、厳格な警察官の顔を見せる。

 ○…学生スポーツを観戦するのが好き。「ひたむきさに心を打たれる。若い気持ちになり、自分も負けてはいられないとモチベーションが高まる」。野球、ラグビー、アメリカンフットボール、陸上と競技を問わず、相棒の折り畳み自転車を携えて東へ西へ。高校、大学で見ていた選手が、卒業後にプロや実業団などで活躍するのを見るのも楽しみの一つだ。

 ○…まずは全国的に横行する特殊詐欺と、交通事故の撲滅に注力する考え。4月に法改正された自転車制度の周知徹底と取り締まりにも取り組んでいく構えだ。「温もりと緑が溢れるまち、多摩区。署員はもとより、住民や行政とも連携して23万人の区民を守っていきたい」。覚悟を胸に、安心安全なまちを築く。

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