2024年春の全面利用開始を目指し、自由通路と橋上駅舎化整備の本体工事が進むJR稲田堤駅。川崎市とJR東日本、工事を担当する東鉄工業は12月21日、菅小学校で説明会を開いた。
本体工事は昨年4月に着手。コロナ感染拡大で工事前の説明会が延期になっていたが、感染対策のもと今回実現し、住民ら31人が足を運んだ。
JRの担当者は、今後およそ3年におよぶ工事工程について解説。改札位置や構内の通路など、駅の利用方法が段階を踏んで変化することを説明した。特に住民が関心を示したのは、今年6月ごろから利用が始まる仮駅舎について。現在は線路の北側にある改札が、仮駅舎では南側になる。仮駅舎横には駐輪場があり、道も狭いことを受け、参加者からは「現在も改札で人があふれている。仮駅舎前は車も通り本当に危ない」「人の流れが分散しないため混雑が心配。安全対策をしっかりしてほしい」と懸念する声があがった。JR側は「皆さんの声は議事として残る。市と検討する材料にしていく」と回答した。
先月7日、住民団体「稲田堤駅周辺の環境をよくする会」は、安全と大混雑緩和対策を求める陳情署名541筆を市議会議長宛に提出。代表の中村孝さんは「改札を増やすなど少しでも人がはけるようにしてほしい」と思いを話している。
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