女子学童軟式野球の神奈川選抜チーム「YAMAYURI」に、多摩区からメンバー入りした南生田小学校6年の片桐彩翔(あやか)さん(11)。7月31日から愛媛県で行われる全国大会「NPBガールズトーナメント2021」に出場する。
片桐さんは多摩区少年野球連盟の「大作ジャイアンツ」と、区内女子連合チーム「多摩ウィンドフラワーズ」に所属。偶然見かけた女子選手のユニホーム姿に憧れ、小1のとき大作ジャイアンツで初の女子部員として入部。ウィンドフラワーズには小4から入り、副主将でエース投手として背番号1を背負う。
右投げ左打ちで、豪快なスイングが持ち味。YAMAYURIの監督からは「自分のスイングで最後まで大きく振るように」と指導を受け、打撃に磨きをかける。片桐さんは主に外野手で起用されており「目標は優勝。自信のあるバッティングでチームに貢献したい」と意気込む。母親の美佳さん(45)は「前例のない中、女子を受け入れてくれて育ててくれた大作のコーチ陣をはじめ、ウィンドフラワーズや多くの方々の支えのおかげ」と感謝を表す。
県選抜のセレクションは今春、県内在籍約1300人の女子選手のうち、各地区連盟から推薦を受けた6年生約50人が参加。17人が選抜され、週末を中心に練習試合を重ねてきた。
昨年は中止だった同大会は、今年で8回目。今年は各県などから39チームが出場し、YAMAYURIは31日、岐阜県代表との初戦を迎える。
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