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公開日:2026.05.22
登戸・向ヶ丘遊園 「未来ビジョン」策定 まちづくりの指針示す
土地区画整理事業が進められてきた登戸・向ヶ丘遊園駅周辺地区で、まちの将来像や重点方針、取り組みなどを示した「登戸・向ヶ丘遊園未来ビジョン」が策定された。現在、市の管理用地の収益化を含めた利活用を探る社会実験が行われている。
「未来ビジョン」は、町内会や商店街、市民団体や地元企業などが参画する会議体「登戸・向ヶ丘遊園エリアプラットフォーム」が定めたまちづくりの指針。同団体は、区画整理事業が終盤を迎え、今後のまちづくりについて、地域の多様な主体が議論や意見交換を行う場として昨年1月に発足した。以来、公募型のオープンミーティングやアンケート調査を重ねて地域住民らの意見を幅広く取り入れながら検討を進め、今年3月の策定に至った。
未来ビジョンでは、まちづくりのコンセプトを「ひらくと、登戸」に設定。「多様な人々にまちを開く」「地域の課題を明るく啓く」「いまだ見ぬ可能性を拓く」など、「さまざまな課題や多様な意見に向き合いながら、能動的に未来へ進む意思を『ひらく』という言葉に込めた」としている。これまでの経緯やエリアの強み・課題などの特色、まちづくりの視点などをまとめたほか、「日常のにぎわいが生まれる」「特別な日のにぎわいが生まれる」「まちに誇りを感じられる」など、実現したい将来像も明記。具体的な取り組みも示している(ウェブサイトで閲覧可能)。
今後は、未来ビジョンに基づいてさまざまな取り組みを推進。まちづくり活動の状況や再開発事業などまちの変化に合わせて内容を更新し、議論を継続していく。
収益を地域に還元
川崎市は、同エリア内の管理用地の有効的な利活用を目指し、未来ビジョンの取り組みと連携した社会実験を4月から始めた。昨年度はにぎわい創出や交流促進を目的とし、活用ルールなどを探ってきたが、今年度はこうした取り組みに加え、管理用地で収益事業を行い、利益を地域のまちづくりに還元する仕組みづくりを検証する。
対象となる6つの管理用地を「にぎわい」「憩い」などにエリア分けし、公募で選定された「合同会社登戸そだて隊」が実施事業者として取り組みを進めている。「収益基盤エリア」として月極駐車場がオープンしたほか、今後はレンタサイクル事業も予定。また4つの空き地では、地域コミュニティーの創出と支援を目的に一般利用を受け付けている。得られた利益は、エリアプラットフォーム活動の運営支援や情報発信、地域美化活動などの経費に充てられる予定だ。
今後、登戸2号線のにぎわいづくりとしてイベントも予定。同社の高山康司さんは「『ひらくと、登戸』を合言葉に、より多くの方たちと思いを共有しながら、まちに関わるさまざまな活動の輪を広げていきたい」と話している。
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