公益社団法人川崎西法人会(田村精一会長)の青年部会と女性部会の創立30周年記念事業が9月4日に開かれ会員らが節目を盛大に祝い合った。
記念講演会と式典は新百合トウェンティワンホールで開催され、講演会では脳科学者の茂木健一郎氏が登壇。会場を訪れた約300人の会員や来賓、一般の人に対し、「脳を磨く生活術」をテーマに講演した。
続いて行われた式典には会員と来賓合わせて約140人が出席。登壇した大野高幹青年部会長は小学生に対する租税教育や区民祭への出店などの地域貢献活動を振り返るとともに、今後は財政健全化のための健康経営計画を部会内に広めることに意欲を見せ、「勉強会を継続して青年部会の活力向上を目指していきたい」と力強く述べた。碓井美枝子女性部会長は女性部会の主な活動である税に関する絵はがきコンクールを継続できていることに謝意を示し、「この大切な活動を次の世代につないでいくのが女性部会の責任。また、楽しみながら活動を続けるため時代の動きに合わせた活動を続けてまいりたい」とあいさつした。
功労者表彰では、青年部会10人、女性部会3人の部会長経験者が登壇し表彰を受けた。
川崎西法人会は、1993年7月の川崎西税務署開設に伴い、同年9月に社団法人川崎北法人会から分離し独立。青年・女性両部会はその翌年3月に設立された。現在青年部会には50歳以下の同法人会員約90人が所属。女性部会員は約50人。
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