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川崎区・幸区 人物風土記

公開日:2019.12.20

小倉公会堂で若手演芸選手権を行ったNPO法人リールの代表理事を務める
菊池 明美さん
幸区在勤

  • 菊池 明美さん (写真1)

人生、笑いと人情

 ○…落語会やビーズ教室などを開催し、笑いと学びで地域活性化をはかるNPOの活動を続けて10年。世田谷区の自宅でビーズ教室を開きながら、子どもたちのたまり場を作りたいと思っていた。2009年、コミュニティ紙で知った「KS(川崎・専修)コミュニティ・ビジネス・アカデミー」に参加し、川崎区の市民活動で汗を流してきた原田歩さん(故人)ら信頼できる仲間と出会い、同期生とNPO法人リールを立ち上げた。

 ○…落語との出会いは14年前。兄が経営する駒込の音楽サロンに当時二つ目だった林家ぼたんさんが場所を借りに来た。それまで全く落語に興味もなかったが、貧乏しながら「若い人が日本の伝統文化を守るために頑張っている」姿を見て応援したくなった。リールとして2010年5月にラゾーナプラザソル寄席で旗揚げ。以来、市内のいろいろな場所で10年間、寄席を続けてきた。4年前に原田さんが急逝し、どん底に落ち込んだこともあったが、原田さんの後輩にあたる幸区小倉の土倉護曜(とくらもりあき)さんの協力もあり、活動を継続。「人との繋がりで助けられてきた」と感謝する。

 ○…東京都北区駒込出身。人前に出て楽しませることが好きで、中学生時代にはお笑い芸人になりたいと思っていた。「いま落語家の応援をしているのは、当時の思いと通じるところがあるのかもしれない」と笑う。趣味は映画鑑賞。忙しい毎日だからこそ自分の引き出しが空にならないように、何でも見るようにしている。

 ○…現在、小倉では老人ホームで地域の人に向けたビーズ教室を毎月行い、年1回、公会堂で若手演芸選手権を開催している。「一番辛い時に助けてもらったので、今できる精一杯で恩返しをしたいと思っている」

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