焼肉弁当を届ける食道園スタッフ（左）
医療従事者に食で感謝とエールを――。川崎区小川町の焼肉店「食道園」は６月４日と５日、総合新川橋病院（川崎区新川通）で働く医師らに焼肉弁当の差し入れを行った。
同店を運営する岩本開発（株）（岩本照台代表取締役）が企画。「コロナ禍で大変な時期だからこそ、命の最前線で働く医師たちに英気を養ってもらいたい」と、近隣の新川橋病院へ打診。快諾を受けたことから実現した。
自慢のカルビとロースが入った弁当を２日間、各30食ずつ届けた。受け取った同病院のスタッフは「医師たちも朝早くから特別な体制で医療に臨んでいる。パワーがつく。非常にありがたい」と喜んだ。
岩本開発は毎年母の日に、地元の母子寡婦家庭を食道園に招いて焼肉を無料で振る舞う社会貢献活動に勤しんでいる。今年は新型コロナウイルスの影響で実施できなかったが、収束後には実施していきたいとしている。
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