(PR)
ヒヤリングセンター神奈川 長谷川真弓さんに聞く 「きこえ」のバリアフリーを
―コロナで「きこえ」にも影響が出てますね
長谷川―はい。マスクの影響で聞き取りができないというご相談を毎日受けます。難聴者は会話を音声だけでなく、話し手の口元を見たり、表情全体から会話を読み取ります。マスクでそれができない世の中になりました。
―難聴の方には辛い状況ですね
長谷川―はい。そもそも難聴者に対する情報が少ない世の中のため、こうした聞きにくさを把握している方はかなり少ないです。車いすや白杖を使用していると周囲の人は気づいてくれますが、補聴器は今は目立たないものが主流になってきていて、気づかれません。何度も聞き返したり聞き返されると気持ちが沈んでしまいます。聞こえたふりをすると後で問題になることもあります。
―どういう対応をしたらいいのでしょうか
長谷川―難聴者には正面から話しかけ、意識を集中させて、補聴器ユーザーには大声でなく、ゆっくりとはっきりとわかりやすい言葉で伝えてください。補聴器をつけると100%すぐに聞こえると思っている方がほとんどですが、そうではありません。私はこうしたことを世に広めていきたい。世の中の人にきこえのバリアフリーをお願いしたい。
―新年は5日からの営業ですね
長谷川―はい。オーダーメイド耳穴式補聴器の2週間レンタルなど新年企画もご用意しております。川崎じもと応援券も使えます。完全予約制でコロナ対策もとっていますので、安心してご来店ください。
|
|
|
|
|
|
5月3日
4月26日