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公開日:2026.07.24

琉球行列、川崎で再現  10月の開催に向け、支援募集

  • 「琉球人行列図錦絵」の路次楽の人たち=琉球大学附属図書館所蔵より

    「琉球人行列図錦絵」の路次楽の人たち=琉球大学附属図書館所蔵より

 川崎市内の沖縄県ゆかりの市民有志が、川崎市・那覇市友好都市提携30周年と今秋の首里城正殿復元完成を記念し、10月4日(日)に川崎宿で琉球使節「江戸上り」の行列再現を計画している。

 有志らは、川崎宿江戸上り行列実行委員会を立ち上げ、企画実現に向けて現在、寄付を募っている。金城宏淳委員長は「川崎の人たちに琉球王国の歴史を見せたい」と話している。

 「江戸上り」は、江戸時代に徳川将軍の代替わりや、琉球国王の即位を報告する際、琉球王国から江戸幕府へ派遣された使節団を指す。華麗に飾った馬や駕籠に国王らを乗せて江戸を目指した一行には、宮廷音楽「路次楽」を奏でる者や舞踊を披露する楽童子も含まれ、街道を賑わせていた。川崎宿は江戸手前の最終宿場であり一行が滞在した記録も残る。

 今年1月に立ち上がった同委員会。川崎沖縄県人会長の金城さんが委員長に、川崎駅広域商店街連合会専務理事で不動産業の木村教義さんが副委員長に就任。

 今春から、東海道かわさき宿交流館(川崎区本町)で琉球使節に関する歴史講演会や企画展を開催するなど、周知活動を続けてきた。

 木村副委員長は、かつて使節団が川崎宿で演奏や舞踊を通じた住民交流を行っていた史実に触れ、「大切な沖縄との絆を未来に向けて深めていきたい」と話す。

 再現は「東海道川崎宿場まつり」が開催される10月4日を予定。沖縄から路次楽の奏者らを14人招き、総勢約50人で川崎信用金庫本店(川崎区砂子)から東海道かわさき宿交流館までの道のり約400mを練り歩く予定。行列には一般の川崎市民も参加する。

 目標金額は1000万円。琉球使節の衣装や楽器、道具のレンタル費、またプロジェクトのPR費などに充てられる。詳細は、同委員会の金城さん【電話】090・3437・9509。

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