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公開日:2026.07.31

慶應義塾大学と川崎市 趣味や運動が健康維持の秘訣 セミナーに120人が来場

  • 参加者全員で予防体操も実践

    参加者全員で予防体操も実践

 慶應義塾大学と川崎市が健康長寿のロールモデル都市を目指す「川崎みらいアクティブプロジェクト(K-MAP)」の公開講座が6月29日、川崎市産業振興会館(幸区堀川町)で開かれ、市民ら約120人が参加した。

 「健康長寿」とは、心身ともに健やかに、社会とつながりながら、充実した人生を送ること。同プロジェクトは、「人もまちも元気に」をスローガンに、健康長寿につながるヒントを調査し、その結果を広く周知していくことが目的だ。

 同大と市はこれまでも100歳を超えて元気に暮らす百寿者や85歳から89歳までの高齢者を対象に食事や運動習慣を調査し、健康長寿のポイントなどの研究を進めてきた。

 今回新たに「少しの工夫で健康面の向上が期待できる」として75歳から79歳の市民1000人を対象に生活スタイルや行動を分析していくことも始めた。

識者が研究成果を報告

 講座に登壇した同大医学部の百寿総合研究センター長で看護医療学部教授の新井康通さんは、過去の研究結果で写真や絵画など趣味を楽しんでいる人、タンパク質を意識した食事習慣ある人が健康寿命が高いと発表。

 身体を動かす習慣も大事とし、中でも一人で楽しむウォーキングや山登りより、バドミントンやテニスなど、他者と関わりがあるとみられるスポーツの方が会話も生まれ、健康寿命が伸びるという事例を伝えた。

 この日は、吉本興業に所属する79歳の芸人「おばあちゃん」も登壇。71歳で養成所に入所し、現在、漫談家として全国の舞台に立っている。「好きなことをすることが毎日の健康につながってる」と話した。

 そのほか、医師と個別相談会も設けられ、参加者からは「自分の身体を見直す機会となった」などの声があった。

 同プロジェクトを代表して小熊祐子教授は「健康に有益な情報を届けて、元気なまちを目指していきたい」と述べた。

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