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公開日:2026.07.31
川崎市 熱中症搬送者が過去最多 1日に43人 暑さ対策を
川崎市内で最高気温36・9度を記録し猛暑日となった7月22日、市内の熱中症搬送者が過去最多の43人(速報値)となった。8月以降も暑い日が続くと予想されることから、市消防局は、暑さを避ける行動やこまめな水分補給等を呼び掛けている。
関東地方の梅雨明け後の22日、市内8カ所ある測定局の一つ多摩区測定局で記録された36・9度は今年一番の暑さとなった。同日の救急搬送者43人は、2024年の37人を上回り、16人が65歳以上で、男性が32人、女性が11人だった。
川崎市環境局環境総合研究所は救急搬送者が急増した要因として「梅雨明け直後は、猛暑日日数が増えるが、暑さ慣れしていないため」と分析。市消防局の担当者も「今年の6月は昨年よりも涼しかったが、7月に入り、13日の週から気温が上がった」ことを指摘。その日以降で「熱中症を含む1日の救急搬送件数が300件を超える日もあった」と話す。
市内の熱中症による救急搬送者数(5月〜9月)は、2021年の274人から年々増加し、観測を始めてから最多を記録した24年には759人と約2・8倍となった。昨年は660人と減少したが、歴代2番目に多かった猛暑日に比例する結果だった。今年は7月22日時点で、すでに225人が搬送されている。市消防局は「今年もこれから暑さが続いてくるため、注意してほしい」と警鐘を鳴らす。
熱中症から体を守る
熱中症の症状として、頭痛、吐き気、嘔(おう)吐(と)、大量の発汗などがあり、重症化するとけいれん、意識障害などが見られる。熱中症対策として「体をしめつけない涼しい服装」「こまめな水分・塩分補給」「炎天下での無理な運動は控える」「室内で温度をこまめにチェックし、エアコン等で28度を超えないようにする」ことがあがる。
市消防局の担当者によると、暑さが続く中で救急車の出動要請も増えている。現在は市消防局で保有する救急車で対応できているというが、同担当者は「出動が増えれば市内でも離れた場所から現場に出たり、市外からも応援を要請する必要がある」とする。続けて「症状がひどい場合は迷わず119番を」とし、救急車の適切な利用を呼び掛けている。
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