アポロシアターのステージで演じたダンスグループ「HAND SIGN」メンバー 小澤 裕也さん 矢部在住 22歳
仲間と共に 大歓声の中へ
○…N.Y(ニューヨーク).で最も有名なクラブ「アポロシアター」。世界中からアマチュア歌手やダンサーがそこに集まり
開かれる「アマチュアナイト」のステージに、ダンスグループ「HAND SIGN」のメンバーとして立ったのは昨年のこと。プロへの登竜門といわれる舞台を振り返り「人生で一番歓声を浴びたステージでした」と笑顔を見せる。強制退場も珍しくない厳しい場で、見事”公認パフォーマー”の名を獲得した。
○…HAND SIGNは、ダンスと手話をコラボしたパフォーマンスが特徴のグループ。チャリティーイベントへの出演や聴覚障害者のための動画コンテンツの発信などを軸に、幅広く活動している。手話は初心者だったものの、独学で勉強。「誰かのために」ではなく、手話を通して”ダンスを楽しむ輪”が広がる喜びが原動力だ。
○…生まれも育ちも相模原。先輩に教えてもらったことをきっかけにダンスを始めてから約5年、活動の場は広がったが、地元を離れるつもりはない。「好きすぎて、出られないです」。お店や練習場などどこにでも仲間がいて、地元はまさに庭。いろんな場所に顔を出していくうち、母校・上溝高校ダンス部のインストラクターも務めることに。好きだからこそ、夢中で取り組み実力をつけてきた自身の経験から、生徒に伝えているのは「ダンスをいつも好きでいること」。部員たちはぐんぐん力を伸ばし、県のコンクールで初の上位に食い込んだ。
○…数々の大会で優勝を重ねているが、練習は一日も欠かさない。時には深夜の相模原駅で音楽をかけ、ショーウインドウと向き合って踊ることも。「初心を忘れずに、成長し続けたいですね」。目標は、近い将来にチームを全国に知ってもらうこと。日本中から大きな歓声を集めるため、今日も練習に熱が入る。
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