健康マージャン100店巡りをめざす 中野 秀士さん 南橋本在住 72歳
「第二の青春」真っ只中
○…喫煙や、飲酒をせずに楽しむ「健康マージャン」１００店巡りをめざし、北は北海道から南は九州まで全国を飛び回る。新しい店に出向いては、店主や同席した他の客と連絡先を交換し、全国各地に友達を増やす。「生き生きとした同年代に会うと元気をもらえる。多くの人との出会いが活力になる」と笑顔を見せる。既に全国91店舗を踏破しており、来年中の１００店達成を目標に据える。
○…生まれは平塚。大学時代を学生街・お茶ノ水で過ごし、空き時間を見つけてはマージャンに没頭した。大学卒業後は文具系のメーカーを経て独立し、フードサービス系の会社を経営。多忙を極める日々でもマージャンは欠かさず、社員と親睦を深める機会に。約15年前、相模原に移り住み、ほどなく仕事はリタイア。そんな時に出合ったのが「健康マージャン」だった。学生時代のようにのめり込むと、２０１４年には60歳以上の人が参加する「ねんりんピック」の健康マージャン部門に出場。団体戦で全国２位に輝いた。「マージャンは人生そのもの。実力だけではなく運も必要。ダメなときは何をしてもダメ。そんなところが魅力」
○…マージャンと同じく、ボウリングの名手でもある。妻の富美子さんを連れてボウリングデートに出掛けたこともしばしば。家族サービスもお手のもの。週に３回は台所に立ち、調理師学校に通って鍛えた自慢の腕を披露する。まわりの女性からは「中野さんの奥さんはいいわね」とよく言われるほど、良き夫としての顔も持つ。
○…今後の目標を聞くと「最終的には最年長でねんりんピックに出場し、最年長で優勝したい」と間髪入れずに返す。現在、体の不調は一切なく、健康そのもの。心身共に充実し、マージャンやボウリングに打ち込む日々を送っている。「過去を振り返る暇がないくらい、本当に今が楽しい」。70歳を超えて訪れた「第二の青春」は、まだまだ続く。
さがみはら中央区版の人物風土記最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
＜PR＞
